antutu (安兔兔) benchmark

Antutu benchmark

antutu(安兔兔)は中国の起業家が作ったベンチマークアプリです。個人的にスマホベンチマークにはこれが一番総合的に判断していると思います。他にスマホベンチマークの有名どこにはgeek benchと言うのもあります。これは主にCPU性能を測る場合のベンチマークで他の性能例えばグラフィックやメモリー、反応速度などについては正確な数値がわかりません。これらの性能も総合的に判断して数値を出すのがantutu benchmarkです。

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ベンチマークの見方

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  • CPU(中央演算装置)

数学的演算をする速さ、全ての作業の中心となりこの数値が早いほどスマホは頭がいいということです。

  • GPU(画像演算装置)

2Dや3D画像を処理するための演算速度2Dや3Dの画像を動かした時にどういう見え方になるのかを計算する速さ。3DやARゲームなどでよく使われる。

  • UX(ユーザー体験)

ユーザーの使いやすさを表す指標、タッチした時やユーザーが何か操作した時に反応する速さ。マルチタスクの性能などの並列作業の性能。

ver5はramとioに分かれていてver7でramがmemになりメモリーの書き込みの速さとメインメモリーの演算速度などがこの値になります。

 

 

 

 

以下のリンクでアプリをダウンロードできますので皆さんも測ってみてください 

 

Google Play で手に入れよう

所持デバイスのantutuスコア

バイス CPU/SoC antutuスコア version
ZEROMODE RV-TB07 Cortex A9 5423 7
iPhone4 Apple A4 4890 5
iPhone4S Apple A5 13253 5
ipod touch 5 Apple A5 13920 6
google nexus 7 nvidia tegra 3 21408 6
ipod touch 6 Apple A8 69105 6
iPhone6 plus Apple A8 78371 6
huawei honor8 kirin950 88947 6
leeco pro 3 elite snapdragon 820 167156 7
iphone8 Apple A11 Bionic 209301 7
poco f1 snapdragon 845 262274 7

 とこのような感じになる

スコアの目安

スコア 0~29999 

スマホの形をした何か、だいたい五年以上前の端末でよく見る、インドなどの発展途上国向けで格安。

スコア 30000~49999

メールの確認や電話メインに使う人向け。動画やゲームなどはかなり厳しい。

スコア 50000~69999

動画や軽いゲームなどはみれますがfull HD動画などの再生は厳しく、動画などの再生時などかくつくことがよくある。

スコア 70000~149999

普通にスマホを使っていれば特に不便はなく重い3Dゲームなどをしなければ快適に利用できる。

スコア 150000~199999

ほとんど全てのゲームを快適にプレイできる。pcから移植してきたPUBGの場合やデレステは最高品質でプレイする時に多少カクつく場合がある。

スコア 200000~

2017~2018年の最新機種、基本的に多くの項目で高性能である場合が多くスマホのスペックで困ることはほとんどない。

スコア 300000~

2018年秋まではスコア30万を超える機種はなかった。現在の最高スペックであるiphonexs xrなどA12 Bionicが搭載されている機種とhuaweiの最新機種(未発売,発表済) のhuawei Mate 20/ Mate 20 proに搭載されているkirin 980のみ。ちなみにどちらも7nmプロセスを採用している。

 

ひと昔まで多くの場合でgeekbenchがスマホベンチマークとして用いられていたが、最近徐々にantutuで見る人が多くなってきたように感じます。3Dゲームするならgeekbenchよりantutuの方が的確に評価できていると思います。